2011年7月6日水曜日

知らんと損する保険の話!!

 写真:保険のイメージ。


かなりプライベートな話ですが、最近、終身保険に入りました。
結婚した当初から興味はあって、保険○場などに相談に行ったんですが、種類が多すぎて挫折orz
適当に○民共済などに入って、1年以上誤魔化してました。

正直、アヒルが出てるCMとか、猫が出てるCMとか、招き猫ダックが出てるCMとかのせいで、保険に対して「かわいいイメージで客を騙そうとしてる」イメージしかなかったんですが、今回、知り合い(他社)に信用できる方がいたので、みっちり4回ほど打合せして(総時間にして12時間以上)かなり質問攻めして決めました。



結論から言うと、もし保険を「どげんかせんといかん」と思っている方がいたら、健康な内に1日も早く入った方がいい。

なぜなら・・・
①一回病気をすると、保険に入れるまで2年ほどかかる。
②年齢が1歳あがるごとに、保険料が月3千円ほど上がる。
③保険料計算の年齢は、実際の誕生日の半年前に上がる。
(例:実際の誕生日が12月の人は、半年前の6月に保険料上の年齢があがる。)
④健康診断でひかかると、保険料が上がるか、最悪入れない。
*保険会社によって違いがあるかもしれません。

そして・・・
自分の納得いくカタチで保険を設計できる上限年齢が、35歳だそうです。
なぜなら、健康診断ひかかる→保険入れない→2年後保険料あがる→子供お金かかる→安い掛け捨てで、補償内容微妙・・・という地獄のループに引きずり込まれるからです。
伊○さん、保険、大丈夫ですか?



ここまで、読んで保険に興味を持って下さった方、
そもそも何故、保険に入るんですか??(←コレ、キカレタ)
大体の人が「万が一に備えて」と答えると思いますが、(←コレ、コタエタ)
統計上、60歳までに亡くなる方は、10%ぐらいだそうです。
残りの90%の人は、60歳以降、更に20年近く生きなければならないのです。
更に最悪なことに、ほとんどの人の保険が、60歳で終わる、掛け捨て格安定期型。
60歳以降が一番病院に行くのに、20年以上保険も医療保障がないという状態。 
「老後マジどうする~!?週5で病院だし、年金少ね~し、マジぱねぇ~」
という話です。ほんとに、どうするよ。

そこで、関係してくるのが、年金と貯金。
皆さん、セカンドライフにどれだけ貯金が必要になるかご存知ですか?
夫婦二人で月20万あれば生活できると仮定すると、少なくとも1680万円は必要です。

これは、各年金の現在の受取額を足した場合で・・・
国民年金:約6.6万円×2人=13万2千円 
厚生年金:約13万×1人(夫のみと受給と仮定)=13万
希望額の月20万から引くと、どちらも月あたり7万円不足する計算になります。
これを65歳から85歳までの20年間必要になると計算すると、
7万×12カ月×20年=1680万の貯金が必要となるのです。

ちなみに、この額を30歳から65歳まで地道に貯金するすると、
1680万÷35年÷12カ月=月あたり4万円の貯金が必要となります。
現在の年金受給額が貰える保証は一切ありませんし、
そもそも年金なんて貰える期待なんてしてませんが、要るねお金、要るね蓄え。

はっきり言うと、貯金がわんさかあれば、保険なんて入る必要はないんです。
いざという時は、貯金から引き出せばいいし、上手く運用すれば増えるかもしれない。
でも実際、ワーキングプアが増えてるし、二人に一人が三大疾病になる時代だし、
もし手術したら、入院したら、病気で働けなくなったら、お金なんてすぐなくなります。



ちょっと話が逸れましたが、じゃ~どんな保険があるの?
沢山種類がありすぎて、よう分からん!!となりますが、
実は、保険の種類は大きく分けて3タイプだそうです。 

①定期保険
いわゆる掛け捨て。料金安いが、満期以降の医療保障は無し。

②終身保険
料金高いが、医療保障+貯金の意味もある。満期以降の医療保障があるタイプがある。
貯金分の金額は1割残せば、キャッシュカードでいつでも引き出し可能

③養老保険
利回りの良い貯蓄型。ただし、死亡時の補償額は積み立て分しか出ない。

だんだん長くなって疲れてきたので、保険の詳しい説明は端折りますが、
私が選んだのは、保険をかけながら、貯金する終身払い込みタイプ。
お金を積み立てると、崩せないかと思っていたけど、いつでもキャッシュカードで降ろせるし、
それだったら、銀行に預けるのとさほど変わらないな~っと。
(実際は満期トータルで2割程は保険料として引かれる計算)
代わりに、保険会社に預けて、保険までかけれれば安心、といった具合です。

 
将来のことって、普通はリアルに想像できないもんですが、
 30歳で子供誕生~48歳で子供が大学~52歳で子供が就職~など、
「保険」を通して考えることで、自分と家族の将来をリアルに見つめ直す機会となりました。
興味のある方は、いい人紹介しますよ。(ノーマージンです。キリッ。)


最後は投げやり室伏。保険会社を選んだポイント
①保険料を支払う余力のある会社か?
②相互会社か、株式会社か?(配当がもらえる、もらえないの差)
③自分の将来設計と合っているか?
④担当者が信頼できるか?